マシュマロチャレンジを楽しもう!


高学年のサイエンスの時間にマシュマロチャレンジをしました。マシュマロチャレンジとは、スパゲッティ20本でタワーをつくり、その先にマシュマロをつけ、スパゲッティの足からマシュマロまでの高さを競うゲームです。トライ&エラーをチームで経験すること、タワーの構造を知ることが目的です。

4コマ目に1回と5コマ目に1回、タイムトライアルをしました。公式ルールでは18分ですが、今回は約20分でチャレンジしました。
4コマ目に1回目のチャレンジしたあと、5コマ目のはじめに時間の使い方を相談ました。相談の結果、はじめに10分間の作戦タイムを取り、その後、20分のチャレンジをすることにしました。作戦タイム終了の合図はスタッフがすることも決めました。

2回目のチャレンジは、1回目にやった結果、よかったことをもっと強化したり、悪かったことを直したり、よさそうなタワーができたチームのやり方を取り入れたりして、チャレンジを進めました。タワーの特長として、できるだけ細長く作ろうとしたチーム、マシュマロを載せる台の部分を広く作ろうとしたチーム、タワーの下の方を強化しようとしたチーム、小さなタワーを積み重ねていく方法を考えたチームがありました。1回目のチャレンジの途中でスタッフもチャレンジしようということになり、子どもたちの写真を撮影するのも忘れて没頭しました。

【記録】
Aチーム 1回目: 11cm     2回目: 63cm
Bチーム 1回目: 記録なし 2回目: 34cm
Cチーム 1回目: 16cm        2回目: 記録なし
Dチーム 1回目: 49cm    2回目: 52cm
スタッフ 1回目: 51cm       2回目: 36cm

 

 

 

 

サイエンスを選択した人たちは、それぞれチャレンジを楽しんでいました。なかなかアイデアを発言したり、実行したりしにくい人は、スパゲッティが折れた時に交換する役割などを担ったり、テープの幅を細くするなどの細かい作業を担ったりしていました。スタッフもチームで話し合いながら進めることを楽しみました。
チームで何かをするときには、チーム内でどのようにアイデアを出し、どのようにアイデアを実現し、失敗したときにどのように励まし合うのか、など、考えることがいろいろあります。今回のマシュマロチャレンジがそのようなことを考える機会になっていたらいいなと思います。(NY)